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猫の飼い方・室内飼育のすすめ

猫が放し飼いにされている地域では「糞・尿」「鳴き声」「庭・ゴミを荒らす」といった苦情が多発しています。
猫は落ち着く寝場所や、高さを利用した運動ができる空間があれば特に広い環境がなくても飼育することができます。
「室内だけではかわいそう」「ストレスがたまる」と思われがちですが、外に出ることで交通事故により命を落としたり、他の猫とのケンカで大きなケガを負ったり、病気や感染症のリスクも高くなります。
外出する猫は室内飼育の猫と比べて短命な傾向があります。
愛猫の健康と長寿のため、そして近隣へのマナーとして猫は室内で飼育することをお勧めします。

      

どうしても室内飼育が難しい場合や脱走癖がある場合は、次のことを守ってください。

 首輪や迷子札等による飼育者の明示
 飼い猫であっても飼育者が不明な場合、保健所に連れて行かれる場合があります。

 不妊・去勢手術の実施
 毎年多くの子猫が保健所に持ち込まれ、殺処分されています。
 外へ出すのであれば繁殖制限をすることが最低限のマナーです。
 もし、子猫が生まれた場合でも「誰かが拾ってくれるだろう」と安易な気持ちで捨てたりすることは絶対にやめましょう。最後まで責任を持って飼ってくれる人を探してください。

 決まった場所へのトイレのしつけ
 ペットの排泄物の処理は飼い主の責任です。
 自宅敷地以外での排泄は近隣への迷惑行為となっていることを理解してください。

      

また、飼育者が分からない猫にむやみに餌を与えないようにしましょう。
餌を与えるのであれば、必ず不妊・去勢手術をしてください。
猫だけに限らず、動物を飼育することについて一人ひとりが責任を持ち、動物の本能、習性をよく理解し、周りに迷惑をかけない心配りを持ちましょう。

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