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QUINTON(キントン)海水療法

キントン水とは
 19世紀、フランスの生理学者、ルネ・カントン(1866〜1925年)が数々の研究と検証により海水に含まれているミネラルの組成と血液、体液の組成が非常に近いことを発見しました。海から進化した生物が陸上に上がった後も海と同じ環境を内部環境として保っているという考えです。
 病気になるということは、海から持ってきた内部環境が乱れているからではないか、という考えから当時チフスやコレラなどの疫病が蔓延した時にルネ・カントンは海水を使って治療を行い、10万人以上の命を救いました。

 キントン水はスペイン沖の特別な海域の特定の深さから採取されます。海水中の植物性プランクトンと動物性プランクトンによって生成されたイオン的なバランスが取れた生きたミネラルを含んでいます。熱を加えず、冷蔵状態で運搬し、2度濾過滅菌されて特殊な形をしたアンプルに保存されています。



 生物の体液と海水の共通性
 体内の構成成分は水分が60〜70%(脳は80%)を占めていて、その他にタンパク質、脂肪、ミネラル、糖質があります。細胞内はさらに水分量が多く、70〜80%が水分です。その水分には海水とほぼ同じ組成のミネラルが含まれています。
 現在、食事から摂れるミネラルは20種類ほどといわれ、ミネラルの欠乏、アンバランスが病気の一因となります。キントン水には78種類のミネラルが含まれ、本来必要なミネラルを全て含んでいると考えられています。

 酸素運搬
 キントン水は組織に対する浸透性が非常に高く、血液の血漿中に含まれる酸素を効率よく組織の中に送り込むことができる性質があります。また、赤血球、白血球がキントン水の中では長期生きられるという特徴があります。
 
 選択的抗菌性
 キントン水には病原菌にのみ抗菌効果を発揮して、正常な生体環境の維持に必要な常在菌には抗菌効果を示さない選択的抗菌性があります。
 体内にいる微生物は100兆個、種類は1万種を超えるといわれ、微生物と共生することで生体のバランスを保っています。抗生物質は生体にとって有害な微生物だけでなく、有益なものまで無差別に殺してしまいます。有益な常在菌を殺してしまうことで免疫力が下がる、免疫力が下がることで逆に感染症のリスクを上げる危険性があります。
 キントン水は体にとって有害でないもの、正常なものはなるべく傷つけずに、体に害をなす有害なものだけを排除します。


   
Quinton isotonic(キントン・アイソトニック):採取した海水を湧水で希釈、血漿と等張液
 ・体液濃度と等しく外液環境を入れ替えて細胞を再生・活性化
 ・腎排泄機能の増進
 ・腸内環境の改善
 ・ホメオスターシス(生体恒常性)を調節
 ・細胞の栄養バランスの調節
 ・痛みの改善


Quinton hypertonic(キントン・ハイパートニック):採取した海水そのまま
 ・精神的・肉体的疲労の改善
 ・栄養疾患の改善
 ・貧血の改善
 ・強力なミネラル補給


点滴用製剤

 使用方法
 ・飲用・・・そのまま飲む
 ・外用・・・皮膚や粘膜に直接塗布
 ・静脈注射
 ・皮下注射
 ・噴霧吸引・・・ネブライザーで吸引
 ・点眼・点鼻
 ・腸管注入
 ・洗浄・・・傷口、口腔内、耳道内、腹腔内の洗浄等
キントン水には副作用、禁忌はありません。
  
  

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